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F1 ニュース

投稿日: 2017.06.29 09:31
更新日: 2017.06.29 13:28

【あなたは何しに?】愛息子のルーキーイヤーでのF1史上最年少表彰台に大富豪の父親も大喜び

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F1 | 【あなたは何しに?】愛息子のルーキーイヤーでのF1史上最年少表彰台に大富豪の父親も大喜び

 F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。そんな人たちに、「あなたは何しに、レースに来たのか?」を尋ねてみる特別企画。今回は、アゼルバイジャンGPでルーキーイヤーでの史上最年少で表彰台を獲得したランス・ストロールの父、ローレンス・ストロールだ。 

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 ブルーのシャツを汗で濡らしながら、ピットレーンを表彰台へ小走りに向かっていく男がいた。その顔は珍しく笑顔で崩れ、今シーズン、いままで見せたことがないくらい幸せそうだった。

 彼の名前はローレンス・ストロール。この日、ルーキーイヤーでの史上最年少表彰台を獲得したランス・ストロールの父親である。もちろん、小走りに表彰台へ向かって行ったのは、愛息子の初表彰式を見に行くためだ。

「私はいつものようにウイリアムズのホスピタリティハウスでレースを見ていたんだけど、ラスト数周は興奮して、よく覚えていないんだ(笑)。ただ、いつものように国際映像と並んで映し出されているタイミングモニターでランスのセクタータイムを注視していたことは覚えている」

 カナダの大富豪であるローレンス・ストロールは、F1にデビューする息子のために、昨年1年間、世界各地のサーキットを貸し切って、プライベートテストを行った。

 そのために費やした資金は、一説では8000万ドル(約82億円)とも言われている。そのテストはF1ドライバーになった現在も続いており、初入賞したカナダGPの後には、今年10月にアメリカGPの開催が予定されているテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカでも行われた。


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