F1アゼルバイジャンGPでは、セーフティカー後のリスタート時に「危険な状況」が生じていたとして、トロロッソのカルロス・サインツJr.は改善を求めている。
アゼルバイジャンGPは、衝突やその際に飛び散ったデブリのせいで、3回のセーフティカーによるリスタートと1回の赤旗が発動され、長い時間中断されることになった。
アゼルバイジャンGPを8位でフィニッシュしたサインツJr.は、リスタート時にトップグループのマシンが一貫性のないペースでスタート/フィニッシュラインに近づくため、隊列が混乱するという危険な状況になっていたと語った。
「それが僕にとってこのレースで一番危険な場面だった」とサインツJr.は語った。
「トップ集団のドライバーたちは、セーフティカーラインを超えてスタートするのに備えながら、速く走ったり遅く走ったりしていた」
「彼らがペースを速めたり遅くしたりしている時、後方集団にいる僕らは、まだコーナーを走っているし、ウォールがあって前方の様子が見通せない」
「だから僕たちが全開で行こうと6速や7速にギヤを入れた途端、彼らがブレーキをかけるということもある」
「個人的には少々危険な面があったと思う。来年はトップ集団がプッシュしなければならないタイミングについて改めて検討すべきだ」
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