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F1 ニュース

投稿日: 2017.06.30 12:06
更新日: 2017.06.30 08:27

レッドブルF1「いずれ実力で勝つことができる」と自信も、相次ぐトラブルに悩む

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F1 | レッドブルF1「いずれ実力で勝つことができる」と自信も、相次ぐトラブルに悩む

 レッドブルF1チームのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2017年F1シーズンの終わりまでにはレッドブルが実力で勝利を飾ることができると自信を持っている。

 先週末のアゼルバイジャンGPでダニエル・リカルドはチャンスを生かしてレッドブルにとって今年初めてとなる優勝を獲得した。ルイス・ハミルトンはヘッドレストが緩み、セバスチャン・ベッテルはペナルティを科され、キミ・ライコネンとバルテリ・ボッタスは接触事故を起こすという状況が有利に働いたのだ。

 しかし、それより前にもレッドブルはバクーで今シーズン一番の力強さを見せていた。金曜日のフリー走行では2回ともトップタイムをマーク、レースでもマックス・フェルスタッペンは序盤にエンジントラブルが起こるまでは4番手を走行していた。

トラブル多発のフェルスタッペンは今季4度目のリタイヤ
トラブル多発のフェルスタッペンは今季4度目のリタイア

 リカルドは、デブリ(コース上に落ちていたパーツの破片、ゴミ)がマシンに入り込んだせいで早い段階で1回目のピットストップをしたため、17番手まで順位を落としたが、そこから順位を挽回して勝利をつかんだ。

「これは本当に重要なことだ。シーズン当初はとても酷かったが、今では我々は改善したのだ」とマルコは語った。

「それを予選では証明できなかったが、我々はとても速いことは分かっていた」

「ダニエルはエクストラ(パワー)を使うことなくセーフモードで走行していた。マックスに起こったことを考えて慎重にいった」

「方向性は合っているから、相性の良いサーキットでは自力で勝てることを願っている」

「5位からのスタートなら優勝できるかもしれないと思ったけれど、まさか10番手からスタートして、17位まで落ちてから追い上げて優勝するなんてことがあるだろうか?」

「我々には常に強さがあった。彼(リカルド)はこれまでの4戦のように非の打ち所のないレースをし、我々はライバルたちに匹敵するスピードを引き出していた。だから彼らは追いつけなかったのだ」

「我々のシャシーは優れているし、アップデートも投入している。ルノーもエンジンの改善に取り組んでいる」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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