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F1 ニュース

投稿日: 2017.07.04 07:18
更新日: 2017.07.04 07:21

【正式】ベッテルへの処罰はなし。全責任を認めて謝罪、FIAは警告の上で受け入れ

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F1 | 【正式】ベッテルへの処罰はなし。全責任を認めて謝罪、FIAは警告の上で受け入れ

 FIAは、F1アゼルバイジャンGPでセバスチャン・ベッテルがルイス・ハミルトンに衝突した件について調査した結果、ベッテルに対してこれ以上ペナルティを科さないことを決めた。

 セーフティカー先導時、リスタートを前に、先頭を走るルイス・ハミルトンにベッテルが追突、ブレーキテストをされたと考えたベッテルは憤り、ハミルトンの隣に並びかけて、手を挙げて怒りを示し、ハミルトンにヒットした。

 この行為によって、10秒のストップ&ゴー・ペナルティおよびペナルティポイント3が科されたが、ベッテルは謝罪せず、FIAは、さらなるペナルティを科す必要があるかどうかを判断するため、詳しい調査を行うことを決め、その審議が3日に行われた。

 FIA本部に、ベッテルはフェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネとともに訪れ、FIAスポーツ担当副会長グラハム・ストーカー、FIAスポーツ担当事務局長ペーター・バイヤー、FIA F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティング、FIA F1副レースディレクターでありFIAセーフティーディレクターのローレン・メキーズとともに、バクーでの一件について再考察を行った。

 ベッテルへの10秒のストップ&ゴー・ペナルティは、その時点でスチュワードが科すことができる罰のなかでは失格の次に厳しいものだったが、FIAは「何よりも、このような行動が世界中のファンや若い競技者に与える影響、そしてこのような行動がFIAのイメージとこのスポーツの評判に与えるかもしれないダメージ」を考え、このインシデントが持つ意味に強い懸念を感じたため、改めて審議を行うことを決めたと述べている。


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