レッドブルリンクのプロモーターは、ファンにF1をもっと身近に感じてもらうというF1新オーナーの取り組みに加わり、今週末のオーストリアGPに向けて新たな試みを計画している。
レッドブルF1チームのホームレースとなるオーストリアGPではくじ引きが企画されており、週末の間ベルント・マイレンダーが運転するF1のオフィシャルセーフティカーに同乗できる特典が3名のファンに当たる。他にも、日曜日のレース終了時にチェッカーフラッグマンになれる特典も用意されている。
レース週末は航空ショーやコンサートなどいくつもの催し物が開催されるが、木曜日の午後には、F1チケット所有者向けのピットウォークも予定されている。
レース主催者は、日曜日のドライバーズパレードのために、各ドライバーに1人ずつ、計22人の子供たちをマスコット役に採用。一方14歳以下の入場者は大人の同伴があれば、自由にコースに入って楽しむことができるのだ。
恒例の往年のレーサーたちによるデモパレードでは、9台のル・マンゆかりのマシンを、元F1ドライバーのジャン・アレジ、ゲルハルト・ベルガー、マーク・ウエーバーらがコースで走らせ、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコも、1971年にル・マンで優勝した時のマシンと同じ車種のポルシェ 917Kをドライブする予定だ。