事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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このところパドックでは、マックス・フェルスタッペンは今季終了時点でフリーになるとの噂が流れている。だが、結論から言えば、これは事実無根の風説にすぎないようだ。
この噂は、フェルスタッペンの契約条件に関する、ある不確かな情報に基づいている。それによると、レッドブルが優勝できるクルマを作れない、フェルスタッペンがドライバーズ選手権で5位以下、チームがワークスエンジンを手に入れられないという3つの条件のうち2つが揃えば、ドライバーは他チームへ移籍が認められるというのだ。
フェルスタッペンの契約に本当にそうした条項があるとすれば、確かに最初の条件以外は満たされており、来年はどのチームとも自由に契約できることになる。
ただ、信頼できる消息筋によると、フェルスタッペンとダニエル・リカルドは、いずれも今年限りでレッドブルを離れることはできないという。リカルドがフリーになるのは2018年末、フェルスタッペンはさらに1年先の2019年末で、いわゆるパフォーマンス条項による契約の早期解除の可能性はないらしい。
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