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F1 ニュース

投稿日: 2017.07.07 09:21
更新日: 2017.07.07 09:24

ベッテル、会見で「謝罪」と「後悔」の言葉を繰り返すも、“故意の接触”に厳しい追求

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F1 | ベッテル、会見で「謝罪」と「後悔」の言葉を繰り返すも、“故意の接触”に厳しい追求

 F1オーストリアGP木曜に行われたFIA記者会見に、前戦アゼルバイジャンで接触を起こしたセバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンが出席した。ベッテルは自分の行為について後悔し、ハミルトンに直接謝罪したと述べ、この件の幕引きを願っている。

 アゼルバイジャン決勝のセーフティカー先導時、リスタートを前に、先頭を走るハミルトンにベッテルが追突、ブレーキテストをされたと考えたベッテルは憤り、ハミルトンの隣に並びかけて、手を挙げて怒りを示し、ハミルトンにヒットした。

 この行為によって、ベッテルには10秒のストップ&ゴー・ペナルティおよびペナルティポイント3が科されたが、FIAは、さらなるペナルティを科す必要があるかどうかを判断するため、詳しい調査を行うことを決め、その審議が3日に行われた。

 ベッテルには厳罰が下る可能性があるとの推測もなされていたが、結果的にはFIAはベッテルの正式な謝罪を受け入れ、これ以上のペナルティは科さないことを決めた。ベッテルはこの裁定を受け、自身の公式サイト上に謝罪文を掲載した。

 記者会見においてアゼルバイジャンのことを改めて話すよう求められたベッテルは、次のように答えた。
「すでに皆が何度も見ていることだし、必要ないと思う。マシンに乗っていた時と、マシンから降りて少し距離を置いた時とでは、かなり考え方が変わった。だから声明を発表した」

「決勝直後にルイスと話す機会があった。この問題をこれ以上拡大させたくはない。僕は、言うべきことをすべて言ったと思う」

「あれは間違った動きであり、間違った決断だった。彼の横に並びかけて、彼のタイヤにヒットしたことがだ。あの時は(ハミルトンの動きに)驚いて、腹を立てて、過剰な反応をしてしまった。あの瞬間のことを誇りに思えるか? ノー。取り消したいか? 後悔しているか? イエス。でもこの問題をこれ以上長引かせる必要はないと思う」


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