2017年F1オーストリアGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンはスタート直後、ダニール・クビアトがフェルナンド・アロンソに追突したことで引き起こしたアクシデントに巻き込まれた。フェルスタッペンは3戦連続でチェッカーを受けられなかった。
マックス・フェルスタッペン 決勝=リタイア
決勝スタートの際にクラッチに問題があった。フォーメイションラップでよくない感じがあったんだけど、そしたらスタートでおかしくなって、何とか発進しようとしている時にアンチストールに入った。いくつもポジションを落とした後にようやく動き出して、アクシデントに巻き込まれないように気を付けながらターン1に向かっていたのに、リヤタイヤに衝突された。その衝撃でクラッチがオーバーエンゲージになってしまい、クラッチのベアリングが壊れ、ドライブがなくなった。
チームの皆はすごく頑張ってくれているし、誰のせいでもない。最近不運なことが続いているだけのことだから、前向きな気持ちを保たなければいけない。今はもちろんハッピーではないし、ものすごくがっかりしているけれど、まだレースはたくさん残っているから、皆で前に進むために頑張っていくことが大事だ。次はいいレースになるといいね。
オランダから来てくれたファンの気持ちを考えると余計に残念だ。皆、遠くからわざわざ足を運んでくれたのだから、彼らのためにいいレースをしたかったのに、コーナーひとつも曲がらないうちに終わってしまった。シルバーストンではいいレースをしたいと思っている。