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F1 ニュース

投稿日: 2017.07.27 08:39
更新日: 2017.07.27 08:40

ライコネンのトラブルに関しピレリF1が調査結果を発表「タイヤ自体に問題なし。外部からのダメージが原因」

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F1 | ライコネンのトラブルに関しピレリF1が調査結果を発表「タイヤ自体に問題なし。外部からのダメージが原因」

 F1タイヤサプライヤーのピレリが、イギリスGPでフェラーリのキミ・ライコネンのタイヤに発生したトラブルについて、調査結果を発表した。原因はタイヤ自体にはなく、外部から受けたダメージであったとの結論にいたったという。

 イギリスGP決勝終盤、2位を行くライコネンの左フロントタイヤにトラブルが発生し、51周のレースの49周目に緊急ピットイン。すると直後に4位を走行中のセバスチャン・ベッテルの左フロントがパンク、50周目にタイヤ交換をしなければならなくなり、7位でフィニッシュする結果になった。タイトル争いのライバル、ルイス・ハミルトンは優勝、ベッテルが築いた20ポイントのリードはわずか1点に減ってしまった。

 ピレリは決勝終了直後の見解として、どちらのタイヤもほぼ終わりかけていたが、2台に起きた問題は全く別物であると述べた。ライコネンのタイヤにはダメージが生じていたがエアが抜けてはいなかった。一方、ベッテルのタイヤはパンクしていたと、ピレリは説明していた。

2017年F1第10戦イギリスGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のタイヤが決勝終盤にパンク

 その後、詳しい調査を行ったピレリは、21日にベッテルのトラブルの最初の原因はスローパンクチャーであるとの発表を行った。ライコネンの問題については分析にさらに時間がかかるとしていたが、26日、調査結果を発表した。

 ピレリはタイヤの構造やデザイン自体に問題は一切なく、縁石にヒットしたことなどによってダメージが生じたことが考えられると示唆している。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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