マクラーレン・ホンダF1チームが、ハンガリーGP後のF1合同テストで起用するドライバーと走行スケジュールを発表した。
夏休み前最後のレース、ハンガリーGP終了後の火曜と水曜にハンガロリンクでテストが開催される。2017年のインシーズンテストはバーレーンGP後とハンガリーGP後の2回、合計4日間開催され、各チームはこのうち2日間はルーキードライバー(グランプリ参戦経験2戦以下)を起用しなければならない。
26日、マクラーレンは、8月1日にはレギュラードライバーのストフェル・バンドーン、2日にはドライバー育成プログラムのメンバーであるランド・ノリスにMCL32・ホンダのテストを託すことを発表した。
ノリスは英国の有望な若手レーシングドライバーに贈られるマクラーレン・オートスポーツBRDCアワードの2016年の受賞者で、マクラーレンは5月31日と6月1日の2日間にわたり、彼にポルトガル・アルガルベサーキットでMP4-26で走行する機会を与えている。
現在17歳のノリスは、過去に英国MSA F4、ニュージーランドのトヨタ・レーシング・シリーズ、フォーミュラ・ルノー2.0のユーロカップおよびNECでタイトルを獲得。今年はヨーロピアンF3選手権にカーリンから出場し、15戦終了時点でランキング3位につけている。今回のテストはマクラーレン・オートスポーツBRDCアワードの褒賞の一部と位置づけられている。
ハンガリー合同テストには、けがのために約6年間F1から離れていたロバート・クビカがルノーから参加、現在F2に参戦中のホンダ育成ドライバー、松下信治がザウバーから自身初のF1テストに臨むことも明らかになっている。
7月26日時点でハンガリー合同テストに参加する予定のドライバー、参加する可能性があるドライバーは下記のとおり。