レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1ハンガリーGPでマックス・フェルスタッペンがダニエル・リカルドに接触してリタイアさせたことで、チームは大きな損害を被ったと述べる一方で、フェルスタッペンはすでに謝罪しており、この件をこれ以上長引かせるつもりはないと述べた。
5番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、1コーナー出口でアウト側からバルテリ・ボッタスに並びかけたが、前に出ることはできず。一方6番グリッドスタートのリカルドはイン側のラインをとってルイス・ハミルトンを抜き、ターン2でフェルスタッペンの前に出た。しかしフェルスタッペンはロックアップしてリカルドにヒット。この接触によるダメージでリカルドはマシンをとめるしかなくなった。
このアクシデントの責任ありと判断されたフェルスタッペンは、10秒のタイムペナルティを科されたが、レースを走り切り、5位を獲得した。
リカルドはリタイア直後、「控えめに言ってもあれはアマチュアの行動」「ひどいミス」としてフェルスタッペンへの怒りを露わにした。これに対しフェルスタッペンは自分の非を認めて、チームとリカルドへの謝罪の言葉を述べている。
ホーナーは、フェルスタッペンのミスによって、好結果を挙げるチャンスを失ったとして失望感を示した。
1 2