ウイリアムズF1チームのチーフテクニカルオフィサーを務めるパディ・ロウは、ポール・ディ・レスタには2018年にF1に完全復帰するチャンスがあることを示唆した。
レギュラードライバーのフェリペ・マッサがハンガリーGP土曜日の朝に体調不良を訴えたため、ディ・レスタはマッサの代役を務めることを予選直前に知らされた。セッション開始90分前に出走が決まったディ・レスタは、19番手で予選を終えている。
日曜日には事故を起こすこともなくスムーズなレースを展開していたが、フィニッシュを目前に技術的なトラブルによってリタイア。31歳のディ・レスタは、状況に素早く適応した冷静さについて称賛を受けた。
ディ・レスタはレース後に「僕は慎重に、なるべくトラブルを避けようとしていた」と語り、次のように続けた。
「オイル漏れが起こらずに、フィニッシュできていたらよかったんだけどね。でも事前にほとんど走れなかったことを考えると、総合的に見て自分の順位にそれほどの不満はないよ」
ロウはディ・レスタの走りに感心しており、来シーズンのドライバー候補として検討されるに値するという意見にも同意した。
「週末の彼の評判は素晴らしいものだったと思う。とにかく我々は来年のプランについては、非常に柔軟に構えている。柔軟というのは、すべての選択肢を検討するということだ」
「メルセデスが、彼に声をかけるかもしれないと言っていたことは知っている。つまり、そういう状況にあるということだ」
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