2017年シーズンのF1タイトルはメルセデスとフェラーリのドライバーが争っており、小さなことが王者決定の鍵になるだろうとキミ・ライコネンは考えている。
ライコネンは今季まだ一勝もあげておらず、最後の優勝は2013年のオーストラリアGPにまでさかのぼる。一方でチームメイトのセバスチャン・ベッテルは、チームに4回の勝利をもたらしている。
今シーズン序盤のメルセデスはタイヤのマネジメントに悩まされ、パフォーマンスが安定していなかった。フェラーリはこの状況を生かしてコンストラクターズ選手権でも優位に立ったものの、メルセデスも後に調子を取り戻し、巻き返している。
F1のサマーブレイクは今月下旬に終了し、ベルギーGPではトップ2チーム間の激しいバトルも再開となる。シーズン終盤はサーキットによってどちらかが有利になったり、小さなことが勝敗を決めたりするだろうとライコネンは考えている。
「僕らにどんなタイヤがあるか、どんな天候に直面するか、そういったことにかかってくる。たくさんの小さなことが、違いを生むことになるだろう」
「スパがどんな展開になるかを見守っていく。けれどもハンガリーGPのように簡単にはいかないことは、いまでもわかる。もちろん改善は試みるし、速さがあることを願っているよ」
1 2