マクラーレン・ホンダF1チームのストフェル・バンドーンは、今シーズンこれまでに得てきた知識や経験が、ようやく成果につながり始めたと実感している。
今季が初のフル参戦となるバンドーンは、開幕当初安定した成績を出せていなかった。その要因はホンダ製パワーユニットの信頼性に関する問題だけでなく、ドライビングに対するアプローチが正しくなかったことにある。マシン性能を最大限に引き出すという能力を、発揮しきれずにいたのだ。
個人的にいくつかの微調整を行ないながらレース経験を積んだことと、チームとしての改善が進んだことが確実に奏功し、バンドーンのパフォーマンスレベルはサマーブレイク前に向上を見せた。
バンドーンは現在の自身のパフォーマンスについて、以下のように述べている。
「いまの経験値なら、自分が望む方向性へと進むことができる。パフォーマンスの観点で言えば直近の数レースはすごく良かったと思う。フェルナンド(・アロンソ)に匹敵するペースで走れるのは良いことだ」
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