元F1ドライバーで現在テレビ解説者として活躍するマーク・ウエーバーが、現役ドライバー数人の評価を行った。彼によると、決勝でベストなのはフェルナンド・アロンソ、予選でベストなのはルイス・ハミルトンだということで、同郷のダニエル・リカルドも常に期待を裏切らないパフォーマンスを発揮すると称賛した。
レッドブル・オーストラリアのインタビューにおいて、ウエーバーは、F1のトップドライバーおよびトップチームに対する評価を下した。同じレッドブルファミリーであり、オーストラリア出身のリカルドは、チームにとって最も頼りになるドライバーであるとウエーバーは高く評価している。
「ダニエルは日曜午後の決勝でとても頼りになる。彼は毎週期待どおりのパフォーマンスを見せてくれると分かる、F1の中で一番頼りになるドライバーだ」とウエーバーは語った。
「彼は常に与えられたものから最大限の結果を引き出すから、それ以上できたはずだと思うような時はないんだ」
ウエーバーはマックス・フェルスタッペンについて、週末全体の流れのなかでは多少心もとない部分があり、フリープラクティスをもっと堅実に過ごせれば、決勝でさらにいい結果を出せるはずだと示唆した。
「マックスは週末のなかで決勝に向けて準備をしていくという面で、少し頼りないかもしれない」とウエーバーは語った。
「金曜日と土曜日にコースを外れることが多く、それがマシンを準備するメカニックたちにプレッシャーを与える。もう少し堅実に走った方がいいと思うけど、彼は限界ぎりぎりまで攻めているということだろう」
「日曜日にはあまりミスを犯していないが、信頼性の問題が原因で何度もリタイアしていることが目立つ。相当のポイントを失ってきたから、それを受け入れるのは厳しかっただろうね」