ルイス・ハミルトンは、セバスチャン・ベッテルが2018年にメルセデスF1チームへの移籍を狙っているとの噂を一蹴したが、その可能性を全否定することもできないという。
ベッテルとフェラーリの現在の契約は今シーズン末で満了となるものの、彼は2018年シーズンのプランをいまのところ明らかにしていない。一方でチームメイトのキミ・ライコネンは、つい最近2018年もチームに残留することを発表。対照的にフェラーリは、ベッテルの状況について沈黙を貫いている。
ベッテルはベルギーGP直前の木曜日、来季以降の去就について以下のように語っている。
「ある時点で報道されるだろう。まだニュースはないよ。いまはニュースではなく、レースのことに最も集中している。それは来週も変わらないよ。正直に言うと、この先2週間は何の知らせもないと思う」
ベッテルの行き先が宙に浮いた状況にあるため、メルセデスのバルテリ・ボッタスについても、現在の1年契約をどうするのかという疑問が浮かんでくる。しかしハミルトンは、ベッテルはメルセデスへの移籍に興味を持っていないと主張する。彼はベルギーGPを前に以下のように述べた。
「彼がメルセデスに加入することは、ほぼないと思う。彼が僕のチームメイトになりたがっていないことはわかっている。もしここに来ても、チーム運営の観点から見ると、いま彼がフェラーリでいるような立場は得られないだろうからね」
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