ザウバーの新たなチーム代表に就任したフレデリック・バスールは、チームをフェラーリのジュニアチーム化する計画はないと主張している。
来シーズンのザウバーはフェラーリから2018年仕様の最新パワーユニットの供給を受け、より緊密に連携していく予定となっている。しかしそれは、ザウバーが正式にフェラーリのBチームになることを意味してはいないという。
バスールは「トップチームから、技術的な部分以外でもサポートを受けられるのは喜ばしいことだ」とベルギーGPの木曜日にコメントしている。
フェラーリはすでにハースF1チームと技術的パートナーシップを結んでいる。しかしながらバスールは、ザウバーは同様の関係を結ぶ計画はないと語った。
「正直に答えればノーだ。ハースには独自の哲学があり、それは我々も同じだ」
「ザウバーではすでにインフラが整っているが、おそらくハースはそうではない。たとえば我々には、F1で最も高性能と言える風洞設備がある」
「我々はエンジンとギアボックスを中心に、フェラーリと独自のプロジェクトを展開していきたい。だがフェラーリから供給を受けるパーツの数を拡大することも可能だ」
「提携については、どこかの時点でより良いやり方が見つかるかもしれない。しかし我々は、Bチームやカスタマーチームになるつもりはない」
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