F1ベルギーGP決勝で、フォース・インディアのチームメイト同士の接触が起きたことに関し、エステバン・オコンは、セルジオ・ペレスがふたりの「命を危険にさらした」として強い怒りを示した。
2017年に新たにチームメイトとなったふたりは、コース上でしばしば激しくバトルしており、アゼルバイジャンGPでは表彰台を狙える位置を走りながら接触、ペレスはリタイアに終わった。ハンガリーでも軽い接触があった後、ベルギーでは2度にわたるアクシデントが起きた。
スタート直後の混乱した状況のなかでペレスはオコンに幅寄せする形になり、その際には問題は発生しなかったものの、レース中盤過ぎに、前を走るペレスにオコンが接近したところ、オールージュ手前でペレスがウォールに向けてオコンに幅寄せしたため、2台は接触。オコンのフロントウイングはダメージを負い、ペレスの右リヤタイヤは破損した。最終的にオコンは9位で完走したが、ペレスはリタイアせざるをえなかった(17位完走扱い)。
「無意味に僕らの命を危険にさらしている。彼はあそこで僕の命を危険にさらした。オールージュ手前で300km/hで走っている時にだ」とオコンはChannel 4に対してペレスについて語った。
「それが何よりも問題だ。次に問題なのは、大量のポイントを取りそこなったことだ」
「彼はプロのドライバーとして振る舞うべきだ。今日はそうではなかった。今まで彼は他のチームメイトにはこんなことをしたことがないのに、どうして僕にはこういうことをするのか分からない」