FP1終了後はいったん天候が回復したモンツァだったが、FP2が始まる頃には再び黒雲に覆われた。降水確率40%、気温25℃、路面温度34℃のコンディションで、午後2時からのセッションは始まった。ところがその直後からみるみる青空が広がり、20分もするとほぼ快晴。ピットレーンにいると耐えられないほどに強い日差しが射している。
マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、FP2ではスパを走ったスペック3.5にスイッチ。FP1終了前から交換作業に取りかかり、FP2開始後10分過ぎにはコース復帰できた。一方、FP1でトップ10に入ったストフェル・バンドーンは午後のセッションも好調で、中盤44分にはアロンソのスリップを使って、8番手タイム。その後の単独走行でもコンマ2秒タイムを縮め、7番手に付けている。6番手のダニエル・リカルドとはコンマ2秒差。この時点でトップのバルテリ・ボッタスからは、1秒5落ちだ。
14時50分前後から、各マシンはロングランに移行。レッドブルの二人はスーパーソフトで1分25秒台のペースを刻み、同じコンパウンドのベッテルとほぼ互角のペース。それに対しメルセデス勢はハミルトンがスーパーソフトで1分24秒台。ソフトのボッタスも安定して1分25秒台で周回を重ねている。
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