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F1 ニュース

投稿日: 2017.09.07 17:39
更新日: 2017.09.08 08:43

「ハースF1は不当なペナルティを受けている」。代表が“一貫性のない裁定”に不満

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F1 | 「ハースF1は不当なペナルティを受けている」。代表が“一貫性のない裁定”に不満

 ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、レーススチュワードが下す最近の裁定には一貫性がないとして不満を表明している。シュタイナーはまた、ハースが他のチームと比べてより厳しく扱われていると考えているとも付け加えた。

 シュタイナーは「ハースには、多くのケースで一貫性のない裁定を下されているように思える」と語った。「我々のチームが何かをすると、それがレース中のアクシデントであれ何であれ、必ずペナルティを受ける」

「これには少々悩まされている。我々としては明確な説明が欲しいだけなのだ」

 この問題は、イタリアGPの前に行われたドライバーズブリーフィングの席で、ハースF1のケビン・マグヌッセンによって議題として持ち出された。

 マグヌッセンは、7月に行われたハンガリーGPにおいて、ルノーF1のニコ・ヒュルケンベルグをバトルのなかでコース外に押し出す形になり、ペナルティを受けた。ベルギーGPではマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとヒュルケンベルグのチームメイトであるジョリオン・パーマーがサイド・バイ・サイドになり、アロンソがインのラインを取り、パーマーがワイドになった。しかしこれに関してアロンソにはペナルティは科されなかった。

 その後のイタリアGPでは、マグヌッセンはモンツァの第2シケインであるロッジアに進入するところでレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンによってコースから押し出されるような形になった。だがレーススチュワードは、この件に関する追加の調査を行う必然性はないと判断した。

 マグヌッセンは「これはブレーキを踏むときに起きたことだ」とし、以下のように説明を続けた。「彼(フェルスタッペン)が僕に十分なスペースを残そうとしなかったために、僕は芝地に出てしまい、コーナーを回ることができなかった。ランオフエリアがあったからよかったけど、もしそうでなければ、グラベルトラップにはまるか壁にぶつかるか、いずれにしてもレースはそこで終わっていただろうね」

「頭にきたよ。でもそれは、何のペナルティも下されなかったことに対してだ」とマグヌッセン。
「あれは相手をコースから押し出す行為だった。レースだから、いろいろなことが起きるものだ。だが少なくとも、ペナルティは誰に対しても同じ基準で下されるべきだ」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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