ルノーはトロロッソとの契約を終了する交渉を行うなかで、2018年にレッドブルからダニエル・リカルドを獲得しようと試みていたようだ。
2018年にマクラーレン・ルノー、トロロッソ・ホンダが誕生することが15日、正式に発表された。契約に至るまでの間、レッドブル、トロロッソ、マクラーレン、ルノー、ホンダ間で複雑な話し合いが行われ、トロロッソはルノーとの契約を中途で終了するため、ルノーに対して見返りや違約金を用意する必要があった。
最終的に、レッドブルはルノーが高く評価しているカルロス・サインツJr.を放出することで合意したが、サインツJr.は要求に応じて2019年にレッドブルへ戻るという、条件付きの契約内容となっている。
レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「我々は2018年からカルロスをルノーに貸し出す」「カルロスはルノーでキャリアを続けることになるが、今後もレッドブルファミリーの一員だ」と明言している。
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