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F1 ニュース

投稿日: 2017.09.16 23:31
更新日: 2017.09.16 23:39

F1シンガポールGP予選:逆転に向けて驚速ベッテルがPP獲得。好調マクラーレン2台はQ3進出

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F1 | F1シンガポールGP予選:逆転に向けて驚速ベッテルがPP獲得。好調マクラーレン2台はQ3進出

 9月16日、F1シンガポールGP予選が行なわれた。午後9時という遅い時間のスタートで、陽は完全に沈んで気温は28度、路面温度は33度まで下がったコンディションでの予選開始となった。

 直前に行なわれたポルシェカップのレースで火災を起こしたマシンがあり、ターン20の入口はそのオイル処理後が大きく残っている。FP3でクラッシュしてリヤエンドを壊したマーカス・エリクソンはギヤボックスを交換し、すでに5グリッド降格ペナルティが決まっている。

 Q1から各車がウルトラソフトでコースインしアタックを開始。ロマン・グロージャンはアタック2周連続でターン7で止まりきれずオーバーシュートする場面があったように、左フロントタイヤのウォームアップに苦しみグリップ不足を訴えるドライバーが少なくない。

 フェルナンド・アロンソがターン20でリヤをスライドさせたように、オイル処理の影響によるグリップの低下を訴える声も多い。フェリペ・マッサはターン21の出口で右リヤをウォールに激しくヒットしてしまい、ホイールを割ってパンクを喫してピットに戻る。

 FP3に続いてレッドブル勢が速さを見せ、トップはマックス・フェルスタッペン、2番手ダニエル・リカルド。ルイス・ハミルトンは0.445秒遅れの3番手がやっとで、4番手バルテリ・ボッタスは1.127秒落ち。

 その後ろに僅差でフェラーリ勢が続き、3強チームに次ぐポジションにはフォース・インディア勢がつけ、FP3で4位・5位の好位置につけたマクラーレン・ホンダ勢は9番手・10番手を争う。

 9番手ストフェル・バンドーン以下が残り3分で2回目のアタックに入り、カルロス・サインツJr.が3番手、ダニール・クビアトが5番手に飛び込み1秒以上タイムを縮めて路面コンディションの向上を示す。

 マクラーレン勢はさらにこれを上回って3番手・5番手に入り、タイムを思うように更新できなかったケビン・マグヌッセン、ウイリアムズ勢、ザウバー勢がQ1敗退となった。


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