2017 シンガポールグランプリ決勝
5番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン、インターミディエイト–ウルトラソフトと繋ぐ1ストップ戦略で雨とセーフティーカーの影響を受けたレースを制す
スタート時はウェットとインターミディエイトが混在
使用可能な全5種類のコンパウンドが様々な戦略の中で用いられた
レース後半、路面が急速に改善し、マリーナベイでのファステストラップが更新された。
2017年9月17日、シンガポール
シンガポールグランプリ史上初めてのウェットレースとなった決勝では、スターティンググリッドのトップ6がインターミディエイトタイヤを装着し、7番手以降のグリッドではフルウェットとインターミディエイトが混在していました。
路面がウェット状態だったレース前半、セーフティーカー導入が2回発生し、数名のドライバーがフルウェットからインターミディエイトへ交換した中、レッドブルのダニエル・リカルドは、インターミディエイトからインターミディエイトへ交換しました。リカルドは、優勝したルイス・ハミルトンに続く2位でフィニッシュしました。
リスタート後、路面が徐々にドライになり、24周目、ハースのケビン・マグヌッセンとウィリアムズのフェリペ・マッサがスリックタイヤへ交換した最初のドライバーとなりました。ウェットタイヤとスリックタイヤのクロスオーバーポイントが訪れると、スーパーソフトへ交換したトロロッソのカルロス・サインツ以外の全ての上位勢がウルトラソフトへ交換しました。サインツは、キャリアベストの4位でフィニッシュしました。
ルノーのジョリオン・パーマーとマクラーレンのストッフェル・ヴァンドーンもFormula 1でのキャリアベストを更新しました。ハミルトンがウルトラソフトで計測した1分45秒008のファステストラップは、昨年のタイムを2秒以上短縮するものでした。