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F1 ニュース

投稿日: 2017.09.22 11:05
更新日: 2017.09.22 11:06

F1 Topic:ヒュルケンベルグが表彰台未登壇出走記録を更新「スーティル時代に幕を下ろした」

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F1 | F1 Topic:ヒュルケンベルグが表彰台未登壇出走記録を更新「スーティル時代に幕を下ろした」

 シンガポールGPは、ニコ・ヒュルケンベルグにとって特別なレースだった。それは前戦イタリアGPで、F1にデビューしてから一度も表彰台に立てないという表彰台未登壇出走記録が、エイドリアン・スーティルと並んで歴代最多の128戦となり、シンガポールGPで4位以下に終われば、不名誉な記録で単独トップとなるからだ。シンガポールGP直前の記録は以下の通りだ。 

エイドリアン・スーティル 128戦
ニコ・ヒュルケンベルグ  128戦
ピエルルイジ・マルティニ 118戦
フィリップ・アリオー   109戦
ペトロ・ディニス     98戦
片山右京       96戦

 レース前の会見で、筆者はその件を本人に尋ねた。周囲にいた記者の多くは、そんな記録がかかっているとは知らなかったのか、質問の意味をよく理解していない様子だったが、ヒュルケンベルグはすぐにこう回答してきた。

「エイドリアンの記録を更新するに、僕は長い時間戦ってきた。今週末、ようやくその日がやってくる。スーティル時代に幕を下ろし、これからはヒュルケンベルグ時代がスタートする」

 もちろん、これはヒュルケンベルグ流のジョークである。しかし、質問をジョークで切り返せるほど、ヒュルケンベルグの頭の中では、表彰台未登壇記録を意識していたことは間違いない。


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