F1はテレビ視聴者向けの音声を向上するため、マシンのエキゾーストシステムに装着するマイク装置を開発している。
2014年にF1のハイブリッドエンジンが始まって以来、V8やV10エンジンが生み出していたハイピッチで叫ぶようなサウンドは、ターボチャージャー付きパワーユニットの控えめでくぐもった音が取って代わり、グランプリレースの感動の一部も失われてしまった。
F1の商業担当取締役を務めるショーン・ブラッチスは、テレビ視聴体験の向上が必要であることを認め、テレビ向けにエンジン音のボリュームを上げる方法を調査していることを明らかにした。
ブラッチスによると、F1はオーストラリア人プロデューサーでスポーツ番組イノベーターのデビッド・ヒルとともに、専用デバイスの開発を行っているという。
「彼はドイツ企業と、セラミック製マイクロホンの開発に取り組んでいる。実際にエキゾーストパイプに接着し、本来の音を増幅してファンに聞かせることができるものだ」とブラッチスは語った。
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