レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2017.09.27 12:29

レッドブル社、レギュレーション変更の影響でF1チームへの投資額が急増

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | レッドブル社、レギュレーション変更の影響でF1チームへの投資額が急増

 レッドブルが発表した同社の決算書によると、2016年にはF1の活動に膨大な費用がかかったことが明らかになった。

 Forbes誌の報道では、F1の最新テクニカルレギュレーションへの適合に必要な作業を行ったことで、レッドブル・レーシングにかかる費用は9.2%増加したという。さらにチームは、主要なタイトルスポンサーであったインフィニティとの契約が2015年いっぱいで終了したことで、資金の減少に苦しむこととなった。

 その後アストンマーチン、プーマ、タグ・ホイヤーなど新たなスポンサーとの契約を獲得したものの、インフィニティとの契約で得ていた全額を補てんできるまでには至っていない。

 またチームはF1賞金額の落ち込みにも影響を受けた。最新の報告期間におけるこの額は、期待外れの4位に終わった2015年のコンストラクターズ選手権の結果から算出されたものである。

 決算書には、2016年シーズンにスペインGPとマレーシアGPで2勝をあげたことでスタッフに支払われたボーナスの支出も反映されている。

 決算書は、親会社であるレッドブルからレッドブル・レーシングへの年間投資総額が、2015年の1010万ポンド(約15億1900万円)から2016年には4060万ポンド(約61億500万円)に膨れ上がったことを明らかにした。

 しかし、オーナーであるディートリッヒ・マテシッツがその投資に対する効果に不満を抱いているとの報道もある。2017年シーズン、レッドブルがこれまでにあげたのはアゼルバイジャンGPでの1勝のみであり、現時点でのコンストラクターズランキングは3位だ。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース