マレーシアGPでトロロッソからF1デビューを飾ることが決定したピエール・ガスリーが、自身のレースナンバーとして10番を選んだことが明らかになった。
2014年からF1ではパーマネントナンバー制が導入され、ドライバーはF1にデビューする際に2から99のなかから自身のナンバーを選び、それをF1キャリアを通して使用するよう定められている。なお、過去2シーズンにわたって他のドライバーが使用したナンバーを選ぶことはできない。チャンピオンは「1」か自身のナンバーのどちらをつけて走るかを自身で選択することが許される。
また、レース中の事故で負ったけがが元で死去したジュール・ビアンキが使用していた「17」は永久欠番になっている。
FIAが発行したマレーシアGPのエントリーリストに、ガスリーのナンバーは「10」であると記されている。このナンバーは小林可夢偉が使用していたものだが、可夢偉は2014年でF1から離れており、現在は選択可能なナンバーとなっていた。
ガスリーは「10」を選んだ理由として、2013年にユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0でタイトルを獲得した際につけていたナンバーであり、ファンであるジネディーヌ・ジダンの背番号にもちなんでいると説明している。
?? is my @F1 race number. #GAS10 pic.twitter.com/zWR9d1rAl5
— Pierre Gasly ???? (@PierreGASLY) 2017年9月28日
Won Eurocup FR 2.0 in 2013 with this number which was a turning point in my career & also big fan of Zidane. ?? pic.twitter.com/rU34XJVJNz
— Pierre Gasly ???? (@PierreGASLY) 2017年9月28日