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F1 ニュース

投稿日: 2017.09.30 17:01

メルセデスとフェラーリの力関係は五分と五分、F1日本GPはベッテル逆転の可能性を秘めた重要な一戦

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F1 | メルセデスとフェラーリの力関係は五分と五分、F1日本GPはベッテル逆転の可能性を秘めた重要な一戦

 第14戦シンガポールGPから、F1はアジアシリーズ3連戦を迎える。そして、その3戦目にはいよい10月の2週目には鈴鹿サーキットでの日本GPが待っている。 

 シンガポールGP終了時点でドライバーズランキングトップはルイス・ハミルトン(メルセデス)の263点、2位はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の235点。3位にハミルトンのチームメイト、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が212点で続いているが、実質、チャンピオン争いはハミルトンとベッテルの一騎打ちの状況に絞り込まれている。

 アジア3連戦の初戦となるシンガポールGPは、戦前の予想でフェラーリが得意とされていたが、フェラーリは2台がスタートで同士討ちとなるクラッシュで自滅。そこでハミルトン&メルセデスが飾った望外の一勝は、大きな意味を持つ勝利となった。

F1第14戦シンガポールGP 予選グリッドから考えれば最高の結果を手にしたルイス・ハミルトンバルテリ・ボッタス

 だが、今シーズンの残りは6戦あり、チャンピオン争いはまだまだ目が離せない。しかも、シンガポールGPでのフェラーリの敗戦はマシンのパフォーマンス差ではなくアクシデント。メルセデスがフェラーリに完勝したわけではなく、両者の力関係は依然、五分と五分のままなのである。そのことは、ハミルトンも理解している。

「優勝したことは明らかに素晴らしい結果だが、ドライコンディションでは僕らは彼ら(フェラーリ)の敵ではなかったということを忘れてはならない。シンガポールは、おそらく僕らがもっとも苦手としているサーキットのひとつだ。シンガポールでは、僕らのマシンの良い部分と弱点がよく表れていた。だから、僕らは気を抜いてはならない。僕らのマシンが持っている長所を最大限引き出さなければならない」


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