3年の間に3度エンジンパートナーを変えるトロロッソの決断は安定性を欠いているとして、来季のパフォーマンスを懸念する見方があるが、チーム代表のフランツ・トストは、トロロッソは柔軟性が高く、来季のホンダ搭載にもうまく対処できると考えている。
2015年シーズン末にルノーと決別し、フェラーリ製パワーユニットに乗り換えたトロロッソは、2017年にはまたルノー製パワーユニットに戻ることになった。
そしてホンダがマクラーレンとの提携を今季末で解消することに伴い、来年、トロロッソはホンダと手を結ぶことが決まった。
来シーズンの技術面およびカルチャー面における変化はトロロッソにとって課題になるものとみられている。トストは、パートナーを頻繁に切り替えるのはある種の機能不全の結果であるという見方を否定し、順応性の高さの表れであると主張した。
「なによりもまず、我々がいかに柔軟性のあるチームであるかが分かる」とトストはFormula1.comのインタビューにおいて述べた。
「慣れているので、簡単なことだ。何事にもショックを受けるようなことはない。考えてみてほしい、前回フェラーリからルノーに変わったのは10カ月前のことなのだ！（笑）」
「今度は日本企業だ。この先3年間、提携関係を持つことになる」
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