雲が広がってきた鈴鹿、スタート時間帯の14時は気温19度、路面32度、金曜は雨の予報だ。FP1からFP2ではドライ・セッティングに着手できそうにない。
土曜には回復に向かい、午後の予選で全力タイムアタックできるかどうか、チーム関係者も気をもんでいる。だが一転して日曜は晴れて気温26度以上、路面状態は“ラバー・イン”されないまま10度以上も上がりそうだ。この週末毎日変化するコンディションに、フォース・インディアの松崎エンジニアに私見を聞いた。
「お客様のことを思うと、もっと走れるようにいまの限られた雨用タイヤセット数を“改善”してほしいと、昔国内タイヤメーカーに居た頃から個人的に思っていました」
「今週みたいな予報であるなら、ウエットを2セット、インターミディエイトを1セット、それだけ与えてくれたら僕らは走りますよもっと(笑)」
「ウエットはけっこう周回できるので金曜専用に1セットあればいいです。インターはライフが短いので2セット、そうしてくれれば土曜以降の雨などを気にせずにやれます。現状ですと、どうしても10分間くらいしか走らせられないですね……」
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