マレーシアGPのクールダウンラップでランス・ストロールと接触したセバスチャン・ベッテル。その後、フェラーリはギヤボックスをマラネロへ送り、ダメージがないかどうかのチェックを行なった。
フェラーリのスポークスマンによれば、「入念に検査を行なった結果、ケーシングには問題は見当たらなかったので、すぐにギヤボックスをマラネロから鈴鹿へ送った」という。
そのギヤボックスが木曜日の夕方、鈴鹿に到着した。メカニックたちはコンテナボックスからキルティングに包まれたギヤボックスを慎重に取り出し、キャスター付きの荷台に乗せて、ガレージに運び入れていた。
だが、これは金曜日に使用されない。金曜日は練習走行のため、6戦連続のルールは適用されないからだ。つまり、フェラーリは金曜日のフリー走行では、金曜日用のギヤボックスとパワーユニットを搭載して走行する(これは今回のフェラーリに限らず、どのチームも金曜日に行なっている標準的な措置)。
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