フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1マレーシアGPで信頼性のトラブルに見舞われ、タイトル争いにおいて大きな打撃を受けたものの、それによる大きな組織変更はないとの考えを示した。
シンガポールGPではスタート直後にベッテル、キミ・ライコネン、マックス・フェルスタッペンが絡むアクシデントでフェラーリは全滅。続くマレーシアGPではパワーユニットにトラブルが相次ぎ、ベッテルは予選で走行できずに最後尾グリッドからのスタートを強いられ、ライコネンは予選2位を獲得しながら、スタート直前に問題が発生したことで、グリッドにつくことなくレースを終えた。
この事態にフェラーリ会長セルジオ・マルキオンネは怒りを示し、パワーユニット部門のスタッフとコンポーネントの品質の両方に問題があるとして、組織変更を行うと発言した。
しかしベッテルは、今のところ大きな体制変更が行われる兆候はないと語った。
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