マクラーレンのフェルナンド・アロンソが、2018年1月に開催されるロレックス・デイトナ24時間レースに出場することが決まったと米メディアが伝えている。
マクラーレンは、F1アメリカGPを前にした19日木曜、アロンソとの契約を延長し、2018年も彼が残留することを正式に発表した。契約期間は複数年で、来年は日程が重複しない限り、F1以外のレースに出場することを許可するものとみられる。2018年F1暫定カレンダーではインディ500の週末にはF1レースが開催されるが、ル・マン24時間の日程は重複しない。
アロンソは、“トリプル・クラウン”、つまりF1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間のビッグレースをすべて制することが夢だと語っている。
「最優先事項はF1での契約を締結することだったが、それが終わったので、他の選択肢について検討することにするよ」とアロンソはオースティンで語った。
「インディ500は素晴らしい経験だった。自分に競争力があることを感じた。でもゼロから始め、テストもできず、同種のレースの経験もないなかでの大きな挑戦だった」
「ル・マンへの準備をするとしたら、インディ500のときよりも周到な準備ができる可能性があると思う」