F1アメリカGPで、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンはアップデートされたルノーのパワーユニットを搭載して走ったが、チームメイトのダニエル・リカルドはそれについて全く知らなかったという。
ルノーは段階的に2018年用のパーツをユニットに投入しているが、アメリカGPの時点でアップデートされたエンジンを3基のみ用意、ルノーF1チームとカスタマーチームであるレッドブルとトロロッソに新仕様のユニットを1基ずつ分配した。
レッドブルは約コンマ2秒のアドバンテージがあるといわれるアップデート済みのユニットをフェルスタッペンに与える選択をした。フェルスタッペンはICE、MGU-Hの交換により、合計15グリッド降格のペナルティを受け、16番グリッドからスタートした。今回導入したアップグレード版は最終戦まで使用し続ける予定だ。
ルノーはこのアップデート版エンジンを今後は導入せず、これから交換するドライバーは旧仕様のものを搭載することになるといわれている。
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