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 2018年デイトナ24時間レースに出場することが決まったアロンソが、“トリプル・クラウン”への挑戦、完成されたドライバーになるという目標に向けて、自分の力を試す最高のチャンスであると語った。

 F1メキシコGPの木曜26日、マクラーレンはエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンが所有するユナイテッド・オートスポーツ・チームで、アロンソがIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ開幕戦であるデイトナ24時間に参戦、初めてプロトタイプスポーツカーでのレースに挑戦することを発表した。

 アロンソは“トリプル・クラウン”、つまり世界三大レースである、F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間をすべて制することが究極の目標であると、繰り返し語っている。今回のデイトナ24時間挑戦はル・マンへの準備の第一歩になるかもしれないとアロンソは示唆した。2018年に向けた契約延長において、マクラーレンはF1と日程が重ならない限りはアロンソが他カテゴリーのレースに出場することを許可することに同意したといわれており、2018年はル・マンとF1は日程が重ならない見込みだ。

「エキサイティングで興味深いプロジェクトだ。全く経験のないレースカテゴリーについて学び、F1とは異なるマシン、違ったドライビングスタイル、それに伴うあらゆることに適応するというのは僕にとって新しいチャレンジだ。ドライバーとしての力を試す機会になるから、待ちきれない思いだよ」とアロンソは発表に際して語った。

「デイトナ24時間は最も象徴的なアメリカの耐久レースであり、知らない者はいない、世界有数のレースだ。“トリプル・クラウン”のひとつに数えられているわけではないが、僕はいつも言っているように、完成したドライバーになることを目指している。この経験は他の耐久レースに参戦することがあるなら、それに向けた準備として役立つ」

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