F1メキシコGPを前に、メルセデスF1チームのトト・ウォルフが週末のレースに向けた抱負を語った。
「オースティンは我々のチームにとって、特別な週末となった。ハイライトは4シーズン連続での(コンストラクターズ)タイトルを獲得したことであり、これはチームのひとりひとりが誇れる偉業だ。しかし勝ち方も同じように重要だった。ポールポジションを得て、直接のライバルをコース上で抜き去った後は前方でレースをコントロールしていた」
「あのパフォーマンスによって、我々がマシンを良い方向性で開発し続けていることが確認できた。困難な日々から学んだことを生かし、シーズン序盤に見られた不安定さを払拭できたのだ。ルイス(・ハミルトン)は最高の仕事をし、どの場面においてもレースをコントロールしていた」
「バルテリ(・ボッタス)は2ストップに作戦を変更したマシンに囲まれてしまったが、力強いペースを見せつけ、マシンの使い方という点では前進を遂げている。彼にはまだ力があるよ」
「連続タイトル獲得を成し遂げたとはいえ、シーズンの目標はまだ半分しか達成していない。今年の始めに設定した目標は、大幅なレギュレーション変更を経験しつつも両チャンピオンシップでタイトルを獲得することだった。ルイスとともに、それをやり切らなければならない。残り3戦となった今、その目標に向けて彼は考えうるかぎり最高のポジションにつけている」
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