メキシコGPはアメリカGPから2週連続での開催となっているため、木曜日のパドックで行われたさまざま会見の多くが、アメリカGPでのマックス・フェルスタッペンに科された処分について論議された。
木曜日のFIA会見に呼ばれたフェルスタッペンはレース直後に語った「あそこにいる、たった一人の馬鹿なスチュワードが僕に不利な裁定を下している」と発言したことについて、「少し違う言葉を使用すべきだったとは思う」と反省したものの、謝罪は一切行わなかった。
「いろんな考え方があり、スチュワードの決定は受け入れるが、僕はいまでもあの決定は正しくないと思っている」
フェルスタッペンが「いまでもあの決定は正しくない」と思う根拠は、主に次の2点だ。ひとつはコースリミットを守っていなかったのは自分だけではないという思い込みだ。
「僕がショートカットしたターン19だけでなく、ターン8と9、それからターン6だって、みんなコース外を走っていたじゃないか。僕だけが罰せられるなんて、そんなおかしいよ!!」
ふたつめは「ショートカットしたのは、ターン19の直前にブレーキングでキミ(・ライコネン)がインを閉めたため、追突を回避するためだった」という主張だ。
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