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F1 ニュース

投稿日: 2017.11.01 07:42
更新日: 2017.11.01 07:49

次世代F1パワーユニットの基本フォーマットが発表に。高回転のエンジンでサウンド向上、MGU-Hは撤廃

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F1 | 次世代F1パワーユニットの基本フォーマットが発表に。高回転のエンジンでサウンド向上、MGU-Hは撤廃

 FIAとフォーミュラワンは、10月31日、F1マニュファクチャラーに対し、2021年以降の新たなパワーユニットのロードマップおよび主要な機構について示した。

 この日、FIA会長ジャン・トッド、F1商業権保有者、現在のF1マニュファクチャラーおよび将来参戦する可能性のあるメーカーの代表者がパリで開催された会合に集まり、2021年のパワーユニットレギュレーションについて協議した。

 2021年からエンジンレギュレーションが大幅に変更されるため、その方向性を定めるべく、これまで何度か会合が行われており、FIAはコストを削減すること、市販車との関連性を維持するためハイブリッド技術を残すこと、マシンのサウンドを向上することといったポイントを提示していた。火曜の会合では、FIAはマニュファクチャラー側に対し、より具体的な項目と今後のスケジュールを示した。

 FIAとF1はチーム、パワーユニットサプライヤー、外部のエキスパートから得たデータや情報を基に今回の提案を作成したという。2021年パワーユニットの詳細については2017年の終わりにFIAから発表される予定だ。

 コスト削減という目的を果たすため、今後の12カ月をかけて、パワーユニットのエレメントを明確にするための作業が行われるが、2018年末にすべての情報が発表されるまではパワーユニット全体の設計・開発を行うことはできない。これはマニュファクチャラーに現行のパワーユニットに関する作業を継続させるためであるという。


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