レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2017.11.02 17:04
更新日: 2017.11.02 17:07

メルセデス、次世代F1パワーユニットのコンセプトに「強い疑念」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | メルセデス、次世代F1パワーユニットのコンセプトに「強い疑念」

 メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、今週発表された次世代パワーユニットのコンセプトは、FIAとF1側の“ビジョン”にすぎず、マニュファクチャラーはこれを受け入れたわけではないと発言した。

 FIAとF1は、10月31日、F1マニュファクチャラーに対し、2021年以降の新たなパワーユニットに関するロードマップおよび主要な機構について示すとともに、要旨を公表した。

 新規則案を策定するにあたり、FIAはコストを削減すること、市販車との関連性を維持するためハイブリッド技術を残すこと、マシンのサウンドを改善することをターゲットに挙げていた。
 今回の提案では、1.6リッターV6ターボハイブリッドエンジンを維持しつつ、今のパワーユニットの音に不満を持つファンの声に応え、サウンドを向上させるために最高回転数を3000rpm引き上げるといわれている。また、MGU-Hは撤廃、MGU-Kが強化され、ドライバーがエネルギーデプロイメントを制御できるようになる。

 F1のモータースポーツ担当マネジングディレクター、ロス・ブラウンは、チームらと繰り返し会合を行った結果、今回の案にたどり着いたと述べている。しかしウォルフは、今回発表されたものは、あくまでFIAとF1が提案したものであり、これからマニュファクチャラーとともに協議を重ねていくためのベースにすぎないと述べた。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース