F1にバジェットキャップ制度が導入されたら、フォース・インディアは今より上のレベルのパフォーマンスを発揮するだろうとエステバン・オコンは考えている。
F1の経営陣はコスト削減の実施とチーム間格差を公平にすることを決断しており、将来なんらかの形のバジェットキャップ制度が導入されるとみられている。
フォース・インディアは、トップチームにはるかに及ばないレベルのリソースを、最大限に活用する能力があることを実証してきている。バジェットキャップ制度は、フォース・インディアの効率性をより向上させることになるだろうとオコンは語る。
「正直に言って、全チームが同じ予算を持ったら、フォース・インディアがその枠なかで達成できることに一部の人たちは驚くと思う」
「チームの予算を考えたら、僕たちの成し遂げていることは素晴らしい。多くの作業を注ぎ込んでいるけど、最終的には水準に達しているし、コース上でのパフォーマンスも順調だ」
「(F1にバジェットキャップ制度が導入されるのは)良いことだよ!」
最近の報道によると、支出額の上限は1億5000万ドル(約170億円)に設定されるが、その後1億ユーロ(約131億円)に減額される可能性があるという。
バジェットキャップ制度は段階的に適用される予定であり、2019年は“試験的導入年”として、支出額をオーバーしてもペナルティは科されないという。また、制限は特定の項目だけにかかり、ドライバーや経営トップ、マーケティングにかかるコストには適用されない見込みだ。