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F1 ニュース

投稿日: 2017.11.12 02:30
更新日: 2017.11.13 01:20

F1ブラジルGP予選:ハミルトンQ1クラッシュの大波乱、ボッタスがポールポジションを奪取

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F1 | F1ブラジルGP予選:ハミルトンQ1クラッシュの大波乱、ボッタスがポールポジションを奪取

 11月11日現地時間午後2時、ブラジルGPの予選が行なわれた。朝から空を覆っているどんよりとした雲は依然として残り、軽い霧雨のような雨が空気中に漂ったりしていて、セッション中の降水確率は40%。気温は18度、路面温度は29度と金曜に比べればかなり寒いコンディションで、午前中のフリー走行でもタイヤのウォームアップに苦しむドライバーが多かった。 

 Q1は各車がスーパーソフトでアタックを開始したが、フェラーリ勢だけはソフトタイヤを履く。FP3でギヤボックストラブルに見舞われたランス・ストロールはマシンの修復作業がまだ完了せず出走ができない。

2017年F1第19戦ブラジルGP Q1でクラッシュしたルイス・ハミルトン

 開始から2分が経過したところで、最初のアタックラップに入ったばかりのルイス・ハミルトンがターン7でリヤが流れてタイヤバリアにクラッシュ。マシンがボトミングしややラインを外れてのスピンオフだった。

 セッションはこれで赤旗中断となり、午後2時10分に15分50秒を残して再開。この間にストロールは修復作業が完了しマシンに乗り込んだ。ここでもフェラーリ勢だけがソフトタイヤを履き、他は全てスーパーソフト。

 バルテリ・ボッタスとレッドブル勢は最初にコースインした際に履いていた中古のタイヤを引き継ぎ、他は全て新品に履き替えてアタックに臨んだ。

 タイヤの温まりが良くない一方でデグラデーションが小さいため、各車とも連続アタックで次々とタイムを更新していく。フェラーリ、メルセデスAMG、レッドブルに次いで上位につけたのはフォース・インディア勢で、その後ろにマクラーレン勢、ルノー勢、フェリペ・マッサも僅差で続く。

 残り5分を切ったところで11番手ストフェル・バンドーン以下の中団勢は2回目のアタックに向かう。

 マシンとコース習熟が充分でなかったストロールは18番手でQ1敗退、パスカル・ウェーレインはQ2進出まで0.053秒差まで迫ったが16番手で果たせず、17番手ピエール・ガスリー、19番手マーカス・エリクソン、そしてノータイムのハミルトンがQ1敗退となった。


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