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F1 ニュース

投稿日: 2017.11.12 22:07
更新日: 2017.11.13 01:17

F1 Topic:セッティングの大幅な変更でQ3に進出したアロンソ。決勝に向けたひとつの懸念

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F1 | F1 Topic:セッティングの大幅な変更でQ3に進出したアロンソ。決勝に向けたひとつの懸念

 金曜日のフリー走行で2つのセッションとも10番手に終わり、「このままなら、Q3に行くのは厳しいだろう」と語っていたフェルナンド・アロンソ。しかし、土曜日になるとパフォーマンスが一変。予選前のフリー走行3回目では6番手のタイムを記録し、予選Q1を余裕で通過。Q2も6番手で突破し、Q3へ進出した。理由はセッティングの大幅な変更にあった。 

 金曜日のフリー走行2回目でアロンソが使用していたフロントウイングは、軽めの旧タイプだった。じつはフリー走行1回目では、アロンソはダウンフォースが多めの新ウイングを使用していた。

マクラーレンMCL32:2017年F1アメリカおよびメキシコGPで採用したアップデート版フロントウイング

 ところがサスペンションに不具合があり、フリー走行1回目でフロントウイングにダメージを与えてしまったため、フリー走行2回目は軽めの旧タイプを使用するしかなかった。そのため、マシンのバランスをとるため、マシン全体のダウンフォースレベルを軽めに設定して走らせていた。

 だが、これではタイムが出ないと判断したマクラーレンは、ダメージを負ったフロントウイングを急きょ現場でリペアし、金曜日の夜に修復して、セッティングを重めに変更する決断を下した。


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