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F1 ニュース

投稿日: 2017.11.24 16:19
更新日: 2017.11.24 16:20

マクラーレン、“世界最速のレースゲーマー”をF1シミュレータードライバーに起用

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F1 | マクラーレン、“世界最速のレースゲーマー”をF1シミュレータードライバーに起用

 マクラーレンが初めて開催したeスポーツ大会「ワールド・ファステスト・ゲーマー」で、3万人の参加者から勝ち上がったオランダ人のルディ・ファン・ビューレンが、チームの公式F1シミュレータードライバーとして採用された。

 今年の5月に始まった予選会は、さまざまなゲームやプラットフォームで数多く行われてきた。その中から12名が勝ち残り、マクラーレンの本拠地があるウォーキングに招かれて1週間にわたる最終テストでしのぎを削った。

 決勝ウイークでは、インディアナポリス・モータースピードウェイ、鈴鹿サーキット、インテルラゴス、ル・マンなど、多種多様なサーキットを終日かけて走るという、ファイナリストたちにとって厳しいテストが課せられた。

 テストが進むにつれて12名の競技者は徐々に脱落し、6名が3名に減り、最後には2名が残った。ひとりはオランダのレイスタットから来た25歳のセールスマネージャー、ルディ・ファン・ビューレン。もうひとりは同じオランダのアムステルダムから来た、経営学を学ぶ20歳のフリーク・ショトーストだ。

 マクラーレンの最新F1シミュレーターを使って4時間にわたり行われた過酷な最終ラウンドの結果、ファン・ビューレンが同国人のショトーストとの接戦を制して優勝した。

 マクラーレンのエグゼクティブディレクターであるザック・ブラウンは、「まずルディに私から祝福を贈りたい。彼は勝つという気概と決意、そしてその能力を見せてくれた」と述べ、さらにこう続けた。

「とても過酷な競争だった。各競技者はその力の限界を大きく超えて戦わなければならなかった。来シーズンを通して2018年マシンの開発、改良を続ける我々のチームにとって、彼は不可欠な人材になるだろう」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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