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F1 ニュース

投稿日: 2017.11.28 10:00
更新日: 2017.11.28 10:56

マクラーレンの反対で2018年はシャークフィン撤廃へ。F1チーム首脳らは困惑

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F1 | マクラーレンの反対で2018年はシャークフィン撤廃へ。F1チーム首脳らは困惑

 マクラーレンF1チームがシャークフィンを維持する案に反対意見を示したため、2018年はこのパーツの撤廃が決定した。

 当初、各チームはエンジンカバーの延長であるシャークフィンを撤廃するというFIAの決定に従うはずだった。しかし2018年に向けては、コマーシャル用のスペースとカーナンバーの提示に役立つとして、全チームがシャークフィンの維持に賛同していた。

 マクラーレンはより小さなドーサルフィンの導入を支持していたが、レギュレーション変更には全チームの賛成が必要となるため、解決策の決定は延期となっていた。しかしながら今週末に行われた技術規則ミーティングにおいて、シャークフィンの撤廃が最終決定となり、すべてのチームが来季マシンの設計見直しを強いられている。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは「我々全員が(シャークフィンを)維持し、そこにナンバーを提示するということで意見が一致していると思っていた。いつものことではあるが、会議が終わったら事態が変わっていたんだ」と話す。

 マクラーレンのザック・ブラウンは以下のように語り、商業スペースとしてのシャークフィン撤廃を支持したチームの決定を擁護している。

「リヤウイングの妨げとなる大きなエンジンフィンがついていたのだ。これからはマシンそのものに、より多くのコマーシャル用スペースを設けていくことになる」

 フェラーリのチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネは、ブラウンの意見に困惑した様子で以下のように述べた。

「どういうわけかザックはフィンを撤廃し、コマーシャル用スペースを持たないことにした。そのうえ(ドライバーの)ナンバーを提示するスペースも見つけ出す必要がある。何かが間違っていると思う」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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