アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで、29日、2018年F1タイヤのテストが行われた。2日目最終日のこの日、10チーム14人のドライバーが参加、新たなハイパーソフトタイヤなど、来年用のタイヤを試した。
今回のテストで、ピレリは各チームに20セットのタイヤを用意。12セットはピレリがコンパウンドを選択(2018年のタイヤと比較用の2017年タイヤから)、8セットはチームが選んだ。来年は2種類増え、7種類のドライタイヤが使用されるが、今回のテストでは、サーキット特性の関係で、ミディアムからハイパーソフトでのテストが集中的に行われた。
テスト1日目に続き、トップタイムはフェラーリがマーク。キミ・ライコネンから作業を引き継いだセバスチャン・ベッテルが118周を走行するなかで、ハイパーソフトで2日通しての最速タイム1分37秒551を午前のセッションで記録した。ベッテルはスピンを喫する場面もあったが、マシンへの大きなダメージは免れている。