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F1 ニュース

投稿日: 2017.12.05 08:13
更新日: 2017.12.05 08:15

ホンダF1長谷川総責任者、トロロッソとの新プロジェクトを語る「より対等な関係だが、プレッシャーは同じ」

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F1 | ホンダF1長谷川総責任者、トロロッソとの新プロジェクトを語る「より対等な関係だが、プレッシャーは同じ」

 ホンダF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介氏が、2018年から新たに組むトロロッソとは、マクラーレンと比べるとより対等な関係で作業を行っていると語った。しかし最高のエンジンを開発するという目標は同じであり、そういった意味でプレッシャーが少なくなるとは考えていないという。

 2015年にホンダはマクラーレンのパワーユニットパートナーとしてF1に復帰、1988年から1992年に成功を収めたペアは手を携えてF1のトップの位置を目指した。しかし期待したような結果を出せないまま、両者は2017年をもって契約を終了することを決めた。

 ホンダは2018年から、レッドブル・レーシングの姉妹チームであるトロロッソにパワーユニットを供給する。

 長谷川総責任者は、ホンダは新しいスタートを切ることで、さらに多くのことを学習していくことができると語った。

「新しいチャレンジと、新しいパートナーシップはいつもエキサイティングなものです。F1に復帰して以来、ホンダがパートナーを変更するのはこれが初めてです。変化することにより、このF1の世界でなにがスタンダードなのかを理解することもできると思います」と長谷川氏はホンダF1公式サイトのインタビューにおいて語った。

「我々は、まだマクラーレン・ホンダとしてのやり方しか知りません。ですからこれは、全く違うやり方について学ぶ、いい機会となるはずです」

「我々には変化が必要だと思います。技術的な側面から言っても、新しい冷却作用や、異なるマシンのデザインと抵抗力が与えるトップスピードへの影響など、異なることを知るのはチームにとっていいことです。スタンダードがなんなのかを知るのは、非常に重要です」

「トロロッソはすばらしいチームで、我々に対して非常にオープンです。限られたサイズとリソースのチームですが、高い競争力を持っています。私以外のメンバーがどう見ているかは分かりませんが、これまで何回かミーティングを行ってきた経験で言えば、彼らは技術面でも非常にプロフェッショナルです」


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