FIAが2018年F1カレンダーを発表、来年は初の3週連続開催を含む史上最多21戦が開催されることが決定した。
6月19日に発表された暫定バージョンで、2016年と同様の21戦が開催されること、F1史上初めて3週連続開催が組み込まれることが明らかになっていた。6日にFIAが発表したカレンダーにおいて、この点は変更なく、6月24日フランスGP、7月1日オーストリアGP、7月8日イギリスGPの日程が確定した。続くドイツGPとハンガリーGPも連続開催であるため、6月末から7月末までは6週間に5戦の過密スケジュールとなる。
F1のモータースポーツ担当マネジングディレクター、ロス・ブラウンは、ワールドカップの日程との兼ね合いで来年は3週連続開催にせざるを得なかったと説明、二度とこのようなスケジュールを組むつもりはないと述べている。
今回発表されたカレンダーにおいての変更点は、暫定的に決まっていたとおり、シーズン序盤の中国とバーレーンの開催日が入れ替えられ、バーレーンが第2戦、中国が第3戦となったこと。なお、前回暫定扱いだった中国GP、シンガポールGPの開催が確定、一方で、アメリカGPについては、アメリカのモータースポーツ統括団体からの承認が条件という但し書きが付された。
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