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F1 ニュース

投稿日: 2017.12.13 16:02
更新日: 2017.12.13 16:03

ウォルフ、ドライバー間にライバル関係を求める。「メルセデスF1に必要なのは前向きな心構えと現状破壊」

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F1 | ウォルフ、ドライバー間にライバル関係を求める。「メルセデスF1に必要なのは前向きな心構えと現状破壊」

 メルセデスF1チームのボスであるトト・ウォルフは、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスの間に生じる純粋なライバル意識だけがチームを前進させ、ふたりをタイトル獲得に向けた戦いに駆り立てると考えている。

 今シーズン、メルセデスは4年連続となるコンストラクターズとドライバーズの両タイトル獲得を達成した。ウォルフはその背景としてドライバーの間に協調的なムードがあったことを挙げつつ、前年の2016年シーズンにはハミルトンとニコ・ロズベルグが緊張した関係性であったことを指摘した。

 ウォルフは、たとえチームとしての統率に差し障りが生じようとも、これからは両者の間に“現状を破壊する”という考え方が確立されるべきだとして、次のように述べた。

「ストレスが増すような状況を、チームがあえて避ける必要はないと思っている」

「もしふたりのチームメイトがレースでの勝利とタイトル獲得を目指して互いに争えるならば、それこそがライバル関係なのだと認識する必要がある。我々はそういったことを意識し、認めていかなければならないということだ」

「我々はここで新しい家族を作ろうとしているのではない。我々はF1で最も実戦的なチームになろうとしている。そして実戦的なチームには、冷静さや前向きな心構え、考え方と同じ程度に、ストレス、緊張感、現状破壊が必要なのだ」

「もちろん、人生のどんな局面でもそうであるように、成功のレシピには両方の要素が必要だろう」

 ウォルフは、シーズン後半になってそスランプから脱却したボッタスのパフォーマンスにも言及した。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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