2016年限りでF1引退を宣言するも、2017年シーズンはウイリアムズF1チームで“追加”のF1現役生活を送ったフェリペ・マッサが、2018年に母国ブラジルの人気ツーリングカー選手権『ストックカー・ブラジル』にデビューする予定であることがわかった。
マッサは2018年3月10日に開幕する『ストックカー・ブラジル』開幕戦インテルラゴスで、シリーズ5度のタイトル獲得経験を持つ“帝王”カカ・ブエノのマシンをシェアし、初のツーリングカー選手権デビューを果たすという。
このインテルラゴスのイベントは、通称レース・オブ・ダブルスと呼ばれ、通常はマシン1台につきレギュラードライバー1名の登録となるシリーズ戦にあって、この1戦のみゲストを招いて、マシンをシェアして共闘するスタイルを採っている。
2014年から3年連続で開催されていた、このレース・オブ・ダブルスは、2017年は休止したものの、2018年に復帰。マッサはこのイベントにゲスト参戦する形となり、母国ブラジルの選手権に参戦するのは1999年以来のこととなる。
「彼らから招待状を受け取るのは、本当に光栄なことだ」と、喜びを語ったマッサ。
「このストックカー・ブラジルのダブル戦でデビューするのに際して、僕の古くからの親友である、あの“帝王”カカ・ブエノと、彼のチームに加わることができるなんて、本当に素晴らしい機会で、そのことをとても誇りに思う」とマッサ。
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