レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2017.12.22 13:11
更新日: 2017.12.22 13:12

「2017年シーズン成功の鍵は開発スピードの維持」とフォース・インディアF1

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | 「2017年シーズン成功の鍵は開発スピードの維持」とフォース・インディアF1

 フォース・インディアF1チームのチーフオペレーティングオフィサーであるオットマー・サフナウアーは、2017年はシーズンを通して開発スピードを維持できたことが、好成績達成に大いに役立ったと考えている。

 フォース・インディアは今シーズンもF1において際立った一貫性と高いパフォーマンスを見せた。コンストラクターズ選手権では4位を獲得し、2年連続で“トップ3以下でのベストチーム”となっている。

 セルジオ・ペレスとエステバン・オコンの実力については言うまでもないが、チームが期待を超えるパフォーマンスを発揮し続ける理由は、長年にわたる継続的な改善と落ちることのない開発ペースにあるとサフナウアーは指摘する。

「これほど数多くのパーツをサーキットに持ち込んだシーズンは過去になかっただろう。レースではほぼ毎回、何らかの新しいパーツをマシンに使ってきた」

「2017年シーズンの後半では、開発のレベルも大きく前進した。そしてサマーブレイク以降に行われたレースのほとんどで、4番目に速いチームとなっていた」

「コンストラクターズ選手権4位が確定した後でも、2018年用の開発パーツをマシンに装着し、来シーズンに向けた学習の一助としてきたのだ」

 フォース・インディアの予算規模はF1の全チーム中でも小さい方だ。費用対効果を考えると、最も高効率なチームだと言えるだろう。

「長い道のりだった。今のレベルに到達するまでに実質10年かかった」とサフナウアーは語り、さらに以下のように続けた。

「このスポーツには、その場しのぎで解決できる問題などない。我々はチームにとって必然性のある要素を徐々に投入し続けることで、今日の成果を得るに至ったのだ」

「適切な人材への投資は続けていく。アンドリュー・グリーン率いるエンジニアリングの中核チームは、我々のアプローチ同様に真の調和をもって物事に取り組み、長年にわたり一貫した能力を発揮し続けてくれている」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース